回答の精度を上げるプロンプト入力法【ダウンロード付き】

ChatGPT の使い方

よりよい回答を得るためには、質問の仕方が大事です。大雑把な質問より、具体的な質問の方が回答の精度が高くなります。この記事では、回答の精度が上がるプロンプトの入力法をご紹介します。

回答の精度を上げる秘訣は、プロンプトの書き方にあり!

ChatGPTに「役割」と「条件」を与えよう

4つのプロンプトを用いることで回答の精度を上げることができます。それぞれのプロンプトの意味は以下の通りです。

  • #役割: ChatGPTに役割を与えることで、余計な情報を排除し、的確な回答を得ることができます。
  • #命令文:ChatGPTへ質問と具体的な指示を与えます。
  • #制約条件:制約条件は、回答内容を絞るために使います。回答の曖昧さを減らし、回答の質が上がります。
  • #入力文: 翻訳や要約など、テキスト形式の文を入力する場合に使います。

実際に質問してみると…

役割と条件を与える意味を実感いただきたく、ChatGPTへ質問してみました。具体的な質問内容は以下の通りです。

  • #役割:あなたはお菓子メーカーの新規商品の企画担当です。 
  • #命令文:新しい商品のアイディアを3つ教えてください。
  • #制約条件
    • 商品を買う人は20代のサラリーマンの男性
    • 仕事の合間の5分程度で食べられる商品
    • 仕事のストレスをリフレッシュできる爽快感のある味

回答を比較すると…

具体的に指示した場合と、大雑把に質問した場合で、プロンプトを比較してみた結果は以下の通りです。

(1)具体的に質問した場合
(2)大雑把に質問した場合

具体的に質問した場合は、食べやすさを重視した形状やミントやレモンなど爽快感を感じる味を回答してくれました。一方で大雑把に質問した場合は、味や形状に軸がなく、一般的な内容となっています。以上から、役割と条件を付けて具体的に質問した方が、必要な回答に近づいていることが分かります。

プロンプトはダウンロードいただけます↓

回答の精度を上げるプロンプトは以下のダウンロードボタンからダウンロードしてお使いいただけます。色々な場面で使えますので、ぜひご活用ください★

まとめ

  • 的確で、必要な回答を得るためにプロンプトを用いる
  • 質問は「曖昧」でなく「具体的」な質問をする
  • ChatGPTへ「役割を与え」、「回答に条件」をつける