「商談準備に時間がかかる…」
「提案書を作るたびに一から考えている…」
営業の現場では、こうした非効率な作業に多くの時間を取られがちです。
そんな悩みを解決するのが「NotebookLM」です。
ChatGPTだけでは「自社資料を反映した具体的提案」はできませんが、NotebookLMなら、社内資料・商談メモ・競合情報などをまとめて読み込ませ、顧客向け提案書や比較資料を自動生成できます
つまり、ChatGPTが“会話型アシスタント”であるのに対し、NotebookLMは“自分専用の営業アシスタント兼知識ベース”として機能します。
今回は、営業職が最も活用したい「提案資料の作成・要約・比較」にフォーカスし、NotebookLMの利用手順を解説します。
具体例:提案資料の作成・要約・比較

提案用資料の準備
まずは提案用資料を準備しましょう。NotebookLMで提案資料を作るには、以下の資料を用意すると効果的です。
- 自社製品カタログ:特徴や強み、導入事例を箇条書きで整理
- 競合製品資料:価格や機能、強み・弱みを比較しやすくまとめる
- 顧客ヒアリング+過去提案:課題・要望・成功事例を簡単に整理
これらをアップロードするだけで、AIが比較表や提案ポイント、下書き作成を自動で支援してくれます。
今回は、「CoolSmart 3000」というスマート冷蔵庫を提案するケースを使い、提案書を作成してみます。
自社製品カタログ
製品名:CoolSmart 3000(スマート冷蔵庫)
- 価格:150,000円
- 特徴:家庭用・小規模オフィス向けスマート冷蔵庫。温度管理・食材管理アプリ連携・省エネ機能搭載
- メリット:食材の鮮度維持、電気代削減、スマホで在庫確認可能
- 顧客事例:小規模飲食店で食材廃棄率を30%削減
競合製品パンフレット
競合A:FridgeMaster 200
- 価格:140,000円
- 特徴:温度管理のみ対応
- 弱み:スマホ連携なし、食材管理機能なし
- 強み:操作が簡単で初期費用が安い
競合B:SmartCool X
- 価格:180,000円
- 特徴:温度管理+在庫管理+AI食材予測
- 弱み:高価、設定が複雑
- 強み:高度な自動管理で食材ロスを最小化
顧客ヒアリング+過去提案書
顧客:カフェ「Green Beans」
- 課題1:食材の管理が手作業で時間がかかる
- 課題2:食材の廃棄が多くコストがかかる
- 課題3:電気代が高く、省エネ対応を希望
提案内容
- 製品:CoolSmart 3000
- 解決策:スマホ連携で食材在庫を管理、省エネモードで電気代削減
- 期待成果:作業時間40%削減、廃棄率30%減、電気代10%削減
NoteBookLMのソースへ、提案用資料をアップロード
提案用資料をNoteBookLMへアップロードします。(赤四角)
すると、NoteBookLMが要点を出力してくれました。(青四角)

NoteBookLMのチャットから、提案書を作成する
実際に提案書を作成してみましょう。今回は他社との比較や優位性を示し顧客課題を解決できるような内容を含むプロンプトを生成します。
条件を含む提案書を作成してください。
#条件
自社製品と競合製品の比較表を作成
自社の優位性を記載
顧客課題に合わせた提案ポイント抽出
300文字以内
ChatGPTの出力結果は以下のように要点を太字で出力をしてくれました。
ChatGPTの出力結果
カフェ「Green Beans」様へ、CoolSmart 3000のご提案です。
【比較表の要点と優位性】 自社製品(150,000円)は、競合A(140,000円)にはない食材管理アプリ連携と省エネ機能を搭載しています。また、高価で設定が複雑な競合B(180,000円)よりも導入しやすく、機能と価格のバランスで優位性があります。
【顧客課題と提案ポイント】 貴社が抱える「手作業管理」「食材廃棄コスト」「電気代高騰」の課題に対し、CoolSmart 3000のスマホ連携在庫管理と省エネモードで解決します。これにより、作業時間40%削減、廃棄率30%減、電気代10%削減が期待されます。
必要な機能(スマホでの在庫確認可能、電気代削減)を備え、貴社の課題解決に直結します。
資料を整理する時間や構成・文章表現を考える時間をNoteBookLMに任せ、提案書の内容をチェックし修正する作業のみに集中することで提案書の作成時間を減らすことができるでしょう
まとめ
- 登録した資料を基に、NoteBookLMが提案文や要約を生成し、短時間で質の高い営業資料を作成できる
- 過去の提案内容や顧客対応履歴を活かして一貫した営業対応が可能になる


